高等学校
世界を視野に、
表現力と創造力を伸ばす
豊かな感性と思考力を育み、広い視野で作品を制作します。
「素描」「美術」「デザイン」の基礎科目で、実技力、発想力、専門的な教養を身につけます。デザイン美術分野から世界とつながる学習を展開します。多様化した美術大学への進学に対応しています。
専門性の高いカリキュラムで学び、美術系大学の合格を目指す。
関東エリアの山へ行き、森林の成り立ちや林業、木材について学んだ上で椅子のデザインを考え制作します。素材のルーツを知り、「用の美」を考えてデザインする学習です。ローカルからグローバルへ、世界を視野に足下から考え行動する取り組みです。
1年生から3年生まで「素描」「美術」「デザイン」を軸に、「情報デザイン」「絵画」「美術概論」など、豊富な専門科目があります。さまざまな表現方法で作品をつくり、スキルを身につけ、その集大成として「卒業制作(自由制作)」に挑みます。
課題制作を通して自然と思考力、判断力を鍛えられます。また本校では個人の作品だけでなく、全員で取り組む共同制作を位置づけています。共同制作は1年生から3年生まで複数回あり、その取り組みの中で全員が作品のコンペやプレゼンを体験し、互いの違いを認め合い、活かし合って制作する苦労と喜びを体験します。
“古代ローマから現代アートまで、芸術大国で美術と歴史をたどる”
デザイン美術コースでは、芸術文化にあふれるイタリア・フィレンツェを訪れます。ウフィツィ美術館、パラティーナ美術館などで多くの芸術作品に触れることによって自らの感性を磨き、創作意欲を高める機会としています。また市内や史跡の見学を通して現地の歴史文化に触れ、異文化理解の大切さを学び、国際感覚を磨きます。
イタリアでは大きな美術館をいくつもめぐります。その事前学習として国内の20以上の美術館をめぐり、鑑賞力を養います。また、専門家によるイタリア文化のレクチャーを受けて言語や宗教を学ぶ機会を設けています。授業の中でも現地美術館所蔵の作品から各自が1点を選び、実寸大の模写や、作家研究に取り組むなど、イタリア美術への理解を深めています。