近年生成AIの出現により、急激な社会の変化が起こっております。これらの情報社会に要求される能力は、試験などで測定できる認知能力に加え、意欲や自信、まじめさやコミュニケーション能力などの非認知能力です。本校では土光登美校主が学苑を創設するにあたり掲げた人間教育を中心に教科教育、探究教育、国際理解教育、キャリア教育の五つを柱として学校改革を進めております。

　教科教育においてはリメディアル教育の徹底と魅力ある授業の展開、探究教育では大学入試の総合型選抜への活用、国際理解教育では１年留学や短期留学、海外の学校との交流を通して国際感覚や国際的視点を身につけさせる取り組みを実施、キャリア教育では３年間ホームルームなどを通して大学などの訪問、卒業生や講師などを招聘し、主体的に生きる力を身につける取り組みを実施します。

　これらの根底には橘学苑の生徒中心の教育があり、お預かりした生徒一人ひとりの個性を大事にし、それぞれの夢の実現の一助と成りうると確信しております。